代表的なLPWA方式であるLoRaWAN™を推進している株式会社M2Bコミュニケーションズと、スラヤ衛星向け携帯電話機等を販売している日本サテライト・コミュニケーションズ株式会社は、LoRaWANの基地局に相当するゲートウェイをスラヤ衛星回線経由でクラウド側のサーバーに接続する実験に成功した。
実験では、株式会社エイビット製のLoRaWAN装置とセンチュリー・システムズ株式会社製の衛星ルーターを用いて、センサーデータがスラヤ衛星回線を経由してクラウド上のサーバーに届くことを確認した。
LoRaWANのゲートウェイは、通常、携帯電話事業者の3GやLTE回線あるいはイーサネット等をクラウドへの接続回線(バックホール)として使用するが、山岳部や島嶼地域などではこれらの回線を使用できない場合が多い。
スラヤ衛星はアジア、アフリカ、オセアニアの広い地域をカバーしており、小型軽量の装置にて、比較的安価なパケット料金で利用ができることから、農業、牧畜、資源、防災などの広範な分野でのセンサー情報収集に利用できるものと期待される。
(※ LoRaWAN™の名称はSemtech Corporationの商標)
■会社概要
株式会社M2Bコミュニケーションズ
代表取締役社長 田中 雅人
本社 東京都八王子市南町3-10
ウェブサイト http://m2b.jp/
日本サテライト・コミュニケーションズ株式会社
代表取締役 和田 哲幸
本社 東京都港区新橋2-5-6 大村ビル4F
ウェブサイト http://www.jsc.ne.jp/
■本件に関するお問い合わせ
株式会社M2Bコミュニケーションズ 担当:都竹
E-Mail: pr@m2b.jp
※株式会社M2Bコミュニケーションズは株式会社エイビットの子会社です。