リアルタイムコールトレースを可能にしたLTE無線区間通信プロトコル解析装置
概要
LTEエアプロトコルアナライザAQ-M800は、3GPP LTE規格に準拠した無線区間通信プロトコル解析装置です。基地局と試験端末に接続することなく上り下り無線信号をリアルタイムモニタすると同時に、ストレージに受信IQデータを連続保存することができます。
SU-MIMO対応2周波数間ハンドオーバモニタや、WCDMAエアプロトコルアナライザとの、同時モニタによる3G/LTE間ハンドオーバシーケンスもリアルタイムモニタ可能な唯一のシステムです。完全に中立な立場の通信プロトコル解析環境を提供し、基地局や端末装置開発メーカから通信事業者のインターオペラビリティ評価試験まで無線区間の問題解決に絶大な威力を発揮します。
特長
- 3GPP LTE仕様(2010年12月版)準拠 ・自由なシステム構成を可能にするハードウェアコンポーネント
- 端末同等性能受信機搭載(FDD/TDD対応)
- 受信IQデータ保存時間拡張、(標準5分、15分)、(拡張30分、45分、連続記録)
- 受信IQデータプレイバックによる複数台試験端末のコールトレース解析
- L1/MAC/RLC/RRC/Uプレーン解析
- FDD/TDDシステム切り替えオプションによる両システムサポート
- 3G(WCDMA)とLTEシステム間ハンドオーバモニタ解析オプション
- 2周波数間ハンドオーバモニタ解析オプション
- リアルタイムデサイファリングオプション
- ビームフォーミングモニタオプション
- システムリモート制御、他社システムインターフェースオプション
- 対応周波数: Band 1-14、17-21(FDD)/Band 33-41(TDD)(拡張オプション有)
- 2x2 MIMO、Beamforming(TM7/TDD) 対応
仕様
サイズ | 430×400×480mm(ケーブル含まず) |
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質量 | 約30㎏ |
電源 | AC100V、AC220~240V、900VA以下 |