株式会社エイビットは、社会インフラ向けIoTデバイスの開発を中心に、都市ガス・LPガスの遠隔検針用通信端末の市場投入数で国内トップシェアを有するメーカーです。通信キャリア向け高度計測器の開発で培った無線通信技術を基盤に、LTE Cat‑M1や920MHz帯(U‑Bus Air、eHAN)など多様な方式に対応した超低消費電力端末を提供し、電力スマートメーター通信網を活用した共同検針システムなど社会インフラの高度化に寄与しています。
防災・危機管理領域では、ミリ波レーダ式水位計やAI交通誘導システムなど先端ICTを活用したIoTソリューションを展開し、自治体・インフラ事業者の安全性向上と効率化を支えています。
さらに、防衛・宇宙関連分野では、衛星通信を活用した防災IoTの実証やPAAM(Phased Array Antenna Module)および通信機の開発を通じて、飛行体との高速・広帯域通信など将来の通信インフラを支える技術創出にも取り組んでいます。
会社概要
| 会社名 | 株式会社エイビット ABIT Corporation |
| 本社所在地 | 〒192-0072 東京都八王子市南町3-10 TEL 042-627-1900 / FAX 042-627-5221 Google Mapで開く |
| 役員 | 代表取締役社長 代表取締役副社長 取締役 取締役(社外取締役) 取締役(社外取締役) 監査役 | 檜山竹生 前田清登 田中雅人 安田 豊 本部和彦 坂本勝哉 |
| 社員数 | 35名 |
| 事務所 | 八王子本社 |
| 設立 | 1986年7月12日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 主要株主 | 檜山 竹生 株式会社エイビット・イニシャチブ 大崎電気工業株式会社 |
| 取引銀行 | りそな銀行 みずほ銀行 静岡銀行 三菱 UFJ 銀行 八十二長野銀行 西武信用金庫 三井住友銀行 |
| 主要取引先 | 株式会社NTTドコモ、東日本電信電話株式会社、ソフトバンク株式会社、大崎電気工業株式会社、セントラル警備保障株式会社、東京瓦斯株式会社 株式会社ソラコム、応用地質株式会社、株式会社日立システムズ、古河電気工業株式会社、三井不動産株式会社、京都大学 |
| 事業内容 | 移動体通信用計測機器の開発、製造、販売 通信用半導体の開発、製造、販売 通信機器の開発、製造、販売 ソフト開発・制作 ソリューション開発・販売 |
沿革
エイビットが誕生したのは、1986年。以来、通信業界の技術革新と共に歩み、さまざまな通信関連事業を展開して参りました。人々の暮らしに欠かすことのできない通信テクノロジーや通信事業の担い手として、また新たなる一歩を踏み出していきたいと思います。進化を続けるエイビットに、どうぞご期待ください。
創業(東京都八王子市散田町)
●日本テレコム開業に合わせ、共通信号線 No.7交換制御システム、通信システムの開発・運用を開始
●日本語版マッキントッシュ「DynaMAC」を製品化し、AXパソコン構想を提唱
●ISDN製品群・インテリジェントネットワークシステムを開発
●日本テレコム向け「ルート88LCRアダプタ」およびダウンロードセンターの開発・運用を開始
●大規模通信機器管理システム「SYNAPS」を構築し、100万接点の情報管理を実現
●世界初のISDNブリッジ・ルーター「NET64」を製品化し、デファクトスタンダードを確立
無線通信分野への本格参入
●次世代コードレス(PHP)試験装置を開発
●高級車載用オーディオアンプ「Phonon」シリーズがオーディオ専門誌より金賞を受賞
●PDC方式携帯電話向けチップセット、独自DSP「VCELL」を製品化
●東京デジタルホン開業に合わせ、全国規模の端末登録システムを構築
●自社ホームページ(www.abit.co.jp)を開設
●公開鍵暗号化方式による衛星放送配信システムを構築
計測器事業の確立
●LCR専用LSI・電話機組込みチップセットを開発
●世界初のPDC用プロトコルアナライザー「AP-800/AP-1500」を製品化
●世界初のPBXレスVoIPシステム「ALTEL」を製品化(IEEEテレコム95出展)
●PHSを利用した遠隔検針システム・アドホックプロトコルを開発
●世界初のFOMA対応ユニバーサルシグナルジェネレーター、プロトコルアナライザーを製品化
計測器・半導体技術の進化
●3GPP WCDMA(グローバル標準) プロトコルアナライザー「AP-4000」を製品化
●計測機器の欧州展開を開始
●ウィルコム向け標準プロトコルスタックを開発し、PHSのマルチパケット化に貢献
●PHSマルチパケット用チップセット「AX10Pシリーズ」を完成
●CTIシステムの開発
半導体事業の拡大、放送事業への参画
●3GPP HSDPA + GSMプロトコルアナライザー「AP-6000」を製品化
●世界初のPHS用64QAM・W-OAMチップセットをサンプル出荷
●W-OAM・64QAMシミュレーターを開発
●世界初のエアーレコーダー「AR-7200」を製品化
●ウィルコム向けW-SIM(RX420AL / RX430AL)を発売
●PHS用W-OAMチップセットを発売
●日本初のワンボタン型PHS内蔵みまもりシステムを発売
●電池駆動・小型ワンセグ送信機「ACS-1000」を発売
社会インフラ事業への参入
●本社移転(事業所統合)
●LTEエアプロトコルアナライザー「AQ-M800」を製品化
●フルセグOFDM変調器「ACM-400」を発売
●「安心だフォン WX01A」「イエデンワ WX02A」「イエデンワ2 WX05A」を発売
●「ストラップフォン WX03A」「ストラップフォン2 WX06A」を発売
●「Sensormate SMA-01」「Hear401AB」「PHSシールド PSLD-01」 を発売
●ガスメーター向け超低消費電力通信端末「Pu-NCU / Pz-NCU」の出荷を開始
社会インフラ事業の拡大
●3G USB通信端末「AK-020」を発売
●ガスメーター向けLTE対応通信端末の出荷を開始
●月額制の断線監視サービスを開始
●LPガスメーター向け通信モジュールの出荷を開始
●危機管理型水位計を発売
●ローカル5G評価システム「AU-100」を発売
衛星通信サービス事業への参入
●ローカル5G実証実験装置「AU-500」を発売
●電気通信事業者として登録(登録番号:第402 号)
●衛星通信サービス事業を開始
●ガスメーター用通信端末の累計出荷台数が500万台を突破
●カラーコーン転倒検知システム「スマコーン」を発売
●アークエッジ・スペース、株式会社エイビットと業務提携
社内風景
電波暗室
当社では、高度な無線通信機器の開発・評価を支えるため、電波暗室を社内に完備しています。
外部からの電波干渉を遮断し、反射のない理想的な電磁環境を再現することで、精度の高い測定・検証が可能です。
アンテナ特性評価、放射パターン測定、無線性能試験などを一貫して実施できる体制により、設計段階から製品化まで、信頼性の高い開発プロセスを実現しています。当社電波暗室は、電波吸収体により壁面反射を抑制し、自由空間に近い電磁環境を再現しています。
- アンテナ放射パターン測定
- 利得・指向性評価
- EIRP / 受信感度測定
- ビームフォーミング特性評価
社内一貫評価により、試作・検証サイクルの高速化と測定精度の向上を両立しています。

無響室(音響評価設備)
当社では、音響特性の精密評価を行うための無響室を社内に完備しています。
外部からの音を遮断し、室内の反射音を極限まで抑えた環境により、理想的な自由音場を再現しています。
これにより、通信機器におけるアラーム音、音声出力、ノイズ特性などを高精度に測定・評価することが可能です。
製品品質の向上と信頼性確保を支える重要な検証設備として活用されています。
- スピーカー・ブザーの音圧レベル測定
- 周波数特性評価
- ノイズレベル測定(SPL)
- 音声出力品質評価
- 振動・共振に起因する音の検出
これにより、設計段階から製品完成まで一貫した音響評価が可能です。



恒温槽(環境試験設備)
当社では、製品の環境耐性および長期信頼性を検証するため、恒温槽(環境試験装置)を社内に完備しています。
温度や湿度を精密に制御した環境下で試験を行うことで、実使用環境を想定した評価が可能です。
高温・低温条件での動作確認や温度変化による影響評価を通じて、過酷な環境下においても安定した性能を発揮する製品開発を支えています。
- 高温・低温動作試験
- 温度サイクル試験
- 高温高湿試験
- 結露・耐環境性評価
- 部品・基板の信頼性試験
これにより、温度変化による電子部品の特性変動や筐体への影響を事前に把握し、製品の品質・耐久性向上に寄与しています。



拠点情報
会社名 株式会社エイビット / ABIT Corporation
本社所在地 〒192-0072 東京都八王子市南町3-10
TEL 042-627-1900 / FAX 042-627-5221
JR八王子駅下車、徒歩6分
2026年4月1日現在